University of Sussex/ サセックス大学 留学日記 2017/18

University of SussexのMA Gender Violence Conflictに2017/18で在学している間の生活の記録、またその準備について書き連ねるブログです。

細々と難しい!留学に必要な書類をまとめてみました

イギリスの大学院へApplyするには、書類を揃えて送らなくてはいけません。日本の大学院のように、試験を受けなければならないということはない代わりに、この書類を揃える作業が合否を左右するものになってきます。
 
私の場合、以下の書類を提出しました。
① 推薦状2通
 
② 最終学歴の英文成績証明書
  
③ 最終学歴の英文卒業証明書/卒業見込み証明書
   
④ 英語のスコア(IELTSコピー)(1部)  コース開始時に有効期限内(2年)である英語スコア
 
⑤ パスポートのコピー(1部) 過去にイギリスのビザを取得された場合はビザのコピーも含む
     
⑥ 志望動機書(Word File) 
         
⑦ 英文CV/英文Resume(Word File)  
 
 
この他にも、writing sample(自分がこれまでに書いた論文)を求めてくる大学もあるようです。
 
この中で、準備に手間取るものは、推薦状・英語スコア・志望動機書です。特に、推薦状や志望動機書は、何をどうすれば良いのか全くわからない!ということで、自分がやったことをまとめておきます。
 
I. 推薦状
 推薦状については、とにかく早く教授に話しておくと良いです。大学によってフォーマットや提出方法が決まっていることもあるので、それを最初から教授に伝えておくと、誤解がなくてスムーズです。合わせて、アピールしてほしいことを教授に伝えて、その内容を推薦状に盛り込んでもらうことで、効果的な推薦状にすることができます。(たまに教授の自身のauthorityばかりを推薦状に盛り込んだ意味のない推薦状になることがあるため)
 
 「日本語しか書けない!」と言われてしまった場合は、日本語で書いてもらって、翻訳会社に持っていきましょう。
 
II. 英語スコア
 英語スコアは、足切りに使われることが多いです。そのため、できるだけ早く英語スコアを取得しておく必要があります。イギリスの大学に対しては、IELTSを使って出願することが多いです(一応TOEFLも使えますが、ビザ申請にはIELTSしか使えないのでIELTSを使った方がお得です)。
 
 IELTSの問題形式には慣れが必要なので、十分な対策が必要になります。特に、ライティングで苦労しました。そこで頼りにしたのが、SimonのIELTSサイト(http://ielts-simon.com/)です。試験官を務めた経験から、IELTSで得点をはじきやすい方法を解説してくれています。あと、結果が出た後で再採点を申し込んでみると、最初の点数よりも格段にいい評価に修正されることもあるようです。再採点には数ヶ月単位の時間がかかるので、早めに受験を始めた方が出願に間に合います。
 
あと、Pre-sessional course(本コースの前に、英語力を高めるために通うコース)に参加する場合は、普通のIELTS(英検主催)ではビザが取れず、IELTS for UKVI (

https://www.britishcouncil.jp/exam/ielts-uk-visa-immigration/dates-locations

)のみが認められるそうです...こんな所でまで金を取るイギリス.... 限定的な日程でしか開催されないので、さらに計画的な受験が必要かもですね...
 
III. 志望動機書
 この中で一番悩んだのが志望動機書の書き方でした。
 まず、学校やコースによって指定されているフォーマットが異なります。長いところではA4で2枚ほど、短いところではA4で1枚以内に収まるほどの文字数でした。それに加えて、大学のサイトを見てみると、書いてほしい内容が指定されています。例えば、私が行くUniversity of Sussexだと、以下のリンクで記載内容についてのヒントが詳しく書かれています。
 書いた後は、必ずネイティブチェックを入れます。もしエージェントを使っている場合は、英文添削が一回無料になるサービスがあります(BEOの場合)。ぜひ第一志望校の志望動機書が完成した時は、文法・単語のミスを修正してもらいましょう。ただし、内容についてのコメントはもらえません。もし周りに海外の大学院を志望している友人がいるなら、自分の文章をシェアしてコメントをもらうのも手です。
 
大学院のApplication開始は11月から12月くらいの所が多くなっています。イギリスの大学院はRolling Basis(先着順で審査が開始される)というシステムを取っているので、早めに出願した方が有利になるそうです。ぜひ、Application開始までには書類が揃っているようにしておきたいものです。