University of Sussex/ サセックス大学 留学日記 2017/18

University of SussexのMA Gender Violence Conflictに2017/18で在学している間の生活の記録、またその準備について書き連ねるブログです。

原点:留学を決めた理由

まず、そもそも、何で大学院に進学しようと思ったのか。

 

大学院進学は、最初から自分の選択肢の中には入っていました。国連職員になることをキャリアの1つとして考えていた私は、「国連に入るなら修士号取らなきゃ」と考えていたからです。ただ、大学で学ぶ中で、第一志望は外務省の専門職員に傾き、試験のために塾通いもしました。

 

私の視野が完全に大学院進学に向いたのは、2つの出来事がきっかけでした。第一に、3年生の秋から冬にかけて、ある(悪い意味で)とんでもないセミナーに行く機会に恵まれました。「こんな人が出世できた組織には死んでも入りたくない」というような内容だったため、完全に進路の方向性を変えることを検討しはじめました。第二に、4年生の春から半年間、ある国連機関の日本事務所でインターンをさせていただいたこと。インターンとしてのメインの仕事は事務作業や広報活動がメインでした。しかし、アクセスが許された組織のイントラネット等を見たり、正規職員の人たちとお話しさせていただく中で「この場所を何とかして変えたい」と感じるようになりました。せっかくhighly educatedな人々が揃っているのだから、業務の効率化を図れば成果をあげられる組織になるんじゃないかなぁと思ったのです。自分がその業務に携わる武器を得たい、ということで、大学院進学を決めました。

 

では、「なぜイギリスか」。理由は、イギリスは開発学が盛んであるということも大きいですが、1年で修士号が取れるということもありました。学問を修めることも個人的には好きですし、大切なことだとは理解しています。ただ、社会に出て働いて得る経験も同じくらい貴重なものだとも思います。学問の世界に長くいればいるほど、「社会復帰」(敢えてこの言葉を使います)が大変になるという妙な確信があり、短期集中型のイギリスを選びました。

 

サセックス大学に進学先を決めた理由は、Institute of Development Studies (IDS)という著名な研究所があるなどリソースが多い大学であること、Brightonに行ってみた際に土地柄に一目惚れしたこと、リベラルな校風であること(学部時代を過ごした大学に雰囲気が似ていること)が主な理由です。生活環境が良くないと、田舎者の私は死んでしまいます......

というような、直感も多く働いたchoiceですが、うまく物事が運ぶように祈っています。

 

初心を忘れないように、大学院生活頑張りたい!(まだ渡航まで1ヶ月あるけど!)